人生つまらないならTHE BLUE HEARTSを聞け

今回は、あの伝説のバンド・THE BLUE HEARTSの魅力について語っていきます!なんだこの私得は!

まず、私がTHE BLUE HEARTS(以下:ブルーハーツ)と出会ったのは小学生くらいの車の中。当時私は大事マンブラザーズの「それが大事」やフラワーカンパニーズの「深夜高速」が大好きでした。それらは父のCDで、父の車に乗る、祖父母の家や海に行く時だけの特別な曲でした。そこで流れてきたのが

栄光に向かって走るあの列車に乗って行こう

そう「TRAIN-TRAIN」です。

TRAIN-TRAIN

TRAIN-TRAIN

当時「裸足のままで飛び出してあの列車に乗って行こう」という部分が気に入ってました。叔父さんに好きになった!って言うと、叔父さんも知っていてびっくりしたのを覚えています。テレビで流れてなかったので。その時は(小学3年生あたり)THE BLUE HEARTSが歌っていることを知りませんでした。

その後数年経ってもまだ「それが大事」と「深夜高速」は大好きで。(ハマったら何回も同じ曲聞くタイプ)父の車の中でしか聞かないしね。そんな時、父が「〇〇が好きそうな曲聞かせてあげるよ」と流してくれたのがチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」とブルーハーツの「終わらない歌」でした。

終わらない歌

終わらない歌

まあ、案の定どハマりするわけで。でもこの時(小学6年生くらい)もまだブルーハーツが歌ってるということを知りませんでした。

 

そしてやっと高1の夏休み、THE BLUE HEARTSにハマります!(やっと本題)

高1の夏休みは精神的に荒れてました。大きな原因は部活です。私は音楽系の部活に入っていたのですが、先輩と折り合いが合わず......みんなの前で大喧嘩したこともありました。楽器も楽しくなくて、成績も悪くなり親に怒られ、今まで楽器がストレス発散だったのでストレスの吐き口もなくという悪循環で精神的にボロボロでした。自分が悪いということは分かっていましたが、クソみたいでつまらない人生だなと思っていたのが本音です。そんな時に出会ったのがこちら。

どうにもならないことなんて どうにでもなっていいこと

当時の私はこの歌詞に救われました。これは「少年の詩」という曲の一部です。

少年の詩

少年の詩

そこからいろんな曲を聞くようになり、高校2年生になった現在も大好きです。あとから、小さい頃に聞いていたあの曲もブルーハーツなんだ!とびっくりしました。私のつまらない考え方を変えてくれたブルーハーツを皆さんにも聞いて欲しいので紹介していきます!

 

ロクデナシ

ロクデナシ

ロクデナシ

ブルーハーツが好きな方・知っている方は紹介1発目がこの曲でビックリすると思います。シングル曲ではないし、万人受けするものでもありません。でも、私がこれを聞いた時雷に打たれたような衝撃を受けました。

劣等生でじゅうぶんだ はみだし者でかまわない

世の中にこんなことを言う大人がいるのかと。この曲が凄いのは「劣等生でいいから、やらなくていいや」ではなく「劣等生でいいから、頑張ろう」と思えるところです。

役立たずと罵られて 最低と人に言われて
要領良く演技出来ず 愛想笑いも作れない

これはまさに私のことです。何もできないのにプライドは高く、他人のための嘘をつけずに嫌われる。そんなロクデナシに刺さったのがこちら。

生まれたからには生きてやる

シンプルですがこれがいちばん刺さりました。深読みせずにストレートに心に入ってくる、それがブルーハーツの歌詞の魅力だと思います。

 

1000のバイオリン

1000のバイオリン

1000のバイオリン

「1000のバイオリン」はブルーハーツ15枚目のシングルで、CMで宮崎あおいさんが歌っていたことから聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

どうしよう!歌詞全部引用して語りたい!というほど歌詞が秀逸です。マーシーのひとつの物語を読んでいるような歌詞、素敵ですよね。

ハックルベリーに会いに行く台無しにした昨日は帳消しだ

ここのハックルベリーってなんだろう?って思っていたのですが、調べてみるとハックルベリー・フィンという小説の登場人物説が有力らしいですね!ブルーハーツ好きなら読んでみたい本です。

ハックルベリー・フィンの冒けん

ハックルベリー・フィンの冒けん

 

そして「1000のバイオリン」にハマったなら「1001のバイオリン」も外せません!歌詞は同じですがオケバージョンに編曲されていてこれがまあ〜素晴らしい!(現役オケ演奏者より)編曲者を褒め称えたいくらい「1000のバイオリン」の良さを引き出しています。

1001のバイオリン

1001のバイオリン

 

青空

青空

青空

「青空」はブルーハーツ8枚目のシングルです。

生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分かるというのだろう

この歌詞から分かるように、青空は「人種差別」をテーマにした曲だと考えられます。ブルーハーツは他にも原発や核をテーマにした曲もあるので調べて黙って聞いてください!

 

未来は僕らの手の中

未来は僕等の手の中

未来は僕等の手の中

最後に紹介するのは「未来は僕らの手の中」です。この曲は伝説のファーストアルバム1曲目で、TVアニメ『逆境無頼カイジ』の主題歌でカバーもされています。

別にこれといった歌詞はないんですが(失礼)歌いたくなるし泣けるし元気になるし......でも何が好きなのか説明できない。私にとってはそんな曲です。ファーストアルバムを流してこの曲から始まるのが大好きです!ファーストアルバムを聞けばブルーハーツの魅力は分かります。是非どうぞ。

THE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTS

 

 

まとめ

ブルーハーツは私の人生です!よく、若いのになんでブルーハーツ?と聞かれますが、私は(いや、若いからだよ!)と思います。ブルーハーツの全盛期、聞いていたのは若い人達ではないでしょうか。

時代は違えど、若者の人生を変えていくブルーハーツは最高のバンドです!

そして、よく考えたらここに出てくる曲は「少年の詩」以外、マーシーが作った曲でした...完全に好みが偏ってますね。